しゃっくりの確実な止め方12選!耳やツボ、水を使って瞬時に止める方法
横隔膜のけいれんによって発生する「しゃっくり」は、いきなり出るので困りものです。
止めようと頑張っても中々止まらず、どうしたらいいのか悩んでいる人もきっと多いはず。
そんなしゃっくりですが、確実に止める方法はあるのでしょうか?
ここでは、しゃっくりの確実な止め方12選について紹介していきます。
1.両耳に1分ほど指を入れる
少しユニークな方法ですが、効果が期待できるものとして「両耳に指を入れる」という止め方があります。
両耳の穴に指を入れて、1分ほど強く耳の奥を押さえ続けます。
こうすることで、耳の奥にある「迷走神経」に刺激が与えられ、間接的に横隔膜のけいれんを止めるのです。
一見すると、しゃっくりを止めているようには見えませんが、神経を刺激しているので効果が期待できます。
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2.息を限界まで止めてゆっくり吐く
息を限界まで止めてゆっくり吐くという、しゃっくりの止め方があります。
@10秒をかけて限界まで息を吸います。
A10〜15秒間息を止めます。
B息を限界まで止めたら、10秒かけてゆっくりと息を吐いてください。
C5秒かけてゆっくり息を吸います。
息を止めることで、血中の二酸化炭素の濃度が上がり、息をゆっくり吐くことで横隔膜の動きを正常に戻す働きがあります。
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3.耳の裏にあるツボを押す
耳の裏には「えい風」というツボがあります。
横隔膜のけいれんを止める働きが、えい風というツボにはあるんですね。
しゃっくりが起きて止まらない場合、えい風を3秒から5秒、もし止まらないなら10秒ほど押し続けてください。
すると、おなかあたりの違和感がスーっと抜けるような感覚を覚えます。
そうしたら、しゃっくりが自然と止まります!
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4.「欠盆(けつぼん)」というツボを押す
しゃっくりに効果があるツボとして、「欠盆(けつぼん)」があります。
左右の鎖骨の間にこのツボがあるので、両手を使って押してください。
10〜20秒ほど押し続けることで、神経を刺激ししゃっくりが止まります。
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5.鼻をつまみながら水を飲む
しゃっくりが止まらない場合、水を飲むと効果があるという話は聞いた事があるでしょう。
しかし確実に止めるには、単に水を飲むだけではだめです。
効果があるのは、鼻をつまみながら水を飲むという方法です。
少し息を吸ってから鼻をつまみ、すぐにコップに入れた水を飲んでください。
1回で効果がなければ、2回ほど行います。
すると、しゃっくりが自然と止まります。
即効性のある方法ですので、しゃっくりが止まらないで困っている人はぜひ試してみてください。
6.息を限界まで止めてから水を飲む
息を限界まで止めることでも、しゃっくりを止める効果が期待できます。
しかしそれでも止まらない場合は、息を限界まで止めてから水を飲んでください。
水を飲むことによって、迷走神経に刺激が加わり横隔膜のけいれんが止まるという流れです。
水ではなく、「酢」でも効果があります。
人によっては、酢のほうが効いたという場合もあるので、水で効果がない場合は酢を飲んでみてください。
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7.口に水を含み上を向いて一気に飲む
口に水をいっぱい含んだら、顔を上に向けて一気に飲む。
この方法でしゃっくりが止まったと報告する人が多く、効果が期待できます。
口に水をいっぱい含むと、呼吸が少し止まるので血中の二酸化炭素濃度が上がります。
そのまま水を飲むと、迷走神経が刺激されるので横隔膜のけいれんが収まる働きも期待できるのです。
ただ、顔を上に向けた状態で水を飲むとき、噴出してしまう人はやらないでください。
向き不向きがあるので、一度試してみて難しそうだったら止めましょう。
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8.コップの水を逆側から飲む
コップに入った水を、逆側から飲むことによってしゃっくりが止まります。
逆側から飲むには少しコツが必要なので、参考になる動画を掲載していますからこちらを参考にしてください。
体を下向きにするという、負担のかかるやり方ですが、こうする事によって横隔膜のけいれんを鎮める働きがあります。
9.紙袋を口に当てて20秒ほど呼吸する
紙袋に口を当てて、その中で20秒ほど呼吸をしてみましょう。
紙袋の中に酸素が少なくなると、血中の二酸化炭素濃度が高くなります。
血中の二酸化炭素濃度が高くなれば、呼吸がある程度整うので横隔膜のけいれんを鎮める働きが期待できます。
条件が整っていないと実行できないという点がネックですが、高い確率でしゃっくりが止まるのでオススメです。
10.息を止めて胃あたりに力を入れる
息を止めた状態で、胃のあたりに力を入れてください。
そのまま10秒ほどキープして、ゆっくりと息を吐きだします。
胃のあたりに力を入れると、横隔膜が起こしているけいれんを鎮める働きがあります。
胃のあたりに力を入れるという感覚を掴むのに、最初は苦労するかもしれません。
でも慣れてしまえば、水や他の道具を必要としないので、とても便利です。
11.舌をつかんで30秒ほど引っ張る
舌をつかんで、30秒ほど引っ張ることでしゃっくりが止まります。
迷走神経や舌咽神経を刺激して、横隔膜の動きを正常に戻すという原理。
しゃっくりが止まらないで病院に行くと、この方法で治療される場合が多いです。
舌はとても繊細な部分なので、直接手でつかむのではなく、ビニール手袋やハンカチを使用するようにしてください。
病院では医師が行いますが、自分で引っ張っても同じ効果が期待できます。
12.ジョギングをしてしゃっりを止める
しゃっくりの止め方として、医学博士がオススメしている方法が「ジョギング」などで体を動かすというものです。
有酸素運動をして、体内に酸素を取り込むことにより血中の二酸化炭素を増やすことができます。
血中の二酸化炭素が増えると、横隔膜のけいれんを鎮められます。
動ける環境にいるなら、少し走るだけでしゃっくりが止まるのでオススメです。
まとめ
しゃっくりを確実に止める方法は、いくつかあると分かりました。
血中の二酸化炭素濃度を上げることで、横隔膜のけいれんを止まるので息を止めたり、紙袋の中で呼吸するという方法がとても効果があります。
しゃっくりが止まらないで困っている人は、ぜひここで取り上げた方法を実践してみてください!